バイクを高く売る方法
バイクのハッピーメーターとは?
バイクのハッピーメーターと呼ばれるものは、下記のようになっています。
実際の速度 < スピードメーターの表示速度
例えば、実際の速度(GPSなど)は、50km/hなのに、メーターを見ると、55km/hを指してるメーターをハッピーメーターといいます。しかし、純正であればほとんどがハッピーメーターです。
走行時のスピードメーターの表示誤差については、
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2007.03.28】〈第二節〉第148 条
に記載されています。
例えば平成19年1月1日以降製造分に関しては下記の式に適合する誤差範囲までとなっています。
10(V1-6)/11≦V2≦V1
V1=車のスピードメーター
V2=検査機の表示(実際の速度)。
こういった数式で誤差範囲が決められています。
検査スピード、時速40km/hを式に当てはめると
30.9km/h以上40km/h以下となり、
オーバーは、認められなくなっています。
バイクのハッピーメーターに関する口コミ
俺のバイクは、GPS計測のアプリの速度と照らし合わせると10%程盛ってる速度になってる。
自分は純正のハッピーメーターとGPSスピードメーターを付けてる。ハッピーメーターは、速度超過を示すけど、GPSメーターを見て制限速度を守ってる。だからオービスや白バイに引っかからない。
実速とスピードメーター表示の誤差は法令で過小に表示しないことを重視した範囲で規定されてる。それは二輪であれ四輪であれ同じ。速度はタイヤを経由して計測するから正確に校正されたメーターの場合でもどこのタイヤか?空気圧は、どれくらいか?どこを走るかで摩耗なんかも変わってくるから計測値が変わってしまう。10%程度の過大は、正常な範囲。バイクの速度計は、そんなもん。
ある程度ハッピーメーターにしておかないとみんな勝手に15km/hオーバーまでは許されると思ってスピード出すからね。
以前、サイクルメーター付けて計測した際には、バイクのメーターの速度計の約10%増しで表示してた。でもそのバイクのオドメーターは、正確でメーター読みで時速40キロで1時間走行してもオドメーターは40kmに達していない。おそらく意図的にメーター表記を大きめにしてるんだろうね。メーター表記を正確にしたらタイヤ摩耗やブランドの周径の誤差でメーター表記より実速の方が上回ることがあると危ないからハッピー目にしているんじゃない?
ハッピーメーターといっても法令上で認められたメーターの誤差範囲の中央値に設定するとだいたい1割弱オーバーとなる。タイヤが減るとその分オーバーに表示されることになるから1割オーバーは正常。
メーカーのスピードメーターは誤差が15%以内の設定にされてる。特にHONDAは、実際の速度より上目に設定している感じ。GPSで測ると5〜10km/h、実際の速度より速く表示させているみたい。
HONDAのPCXの場合、40km/hだと36km/hくらい。70km/hだと63km/hくらい。国産の車でも100km/hくらいで97km/hだったりするから。車の場合は、40〜80km/hだと2km/h程度しか誤差が無いから。
70km/h出してるつもりでも遅く感じるわけだね。
速度の計測は駆動系や車輪の回転数からひろってるのでタイヤの有効径で変動する。だからタイヤの空気圧や減り具合でも変わるということ。
ハッピーメーターのおかげでネズミ捕りセーフだった。
PCXのメーターとGPS速度表示を測ってみた。
10(速度計-6)/11≦実速度≦(100/94)速度計
計算式に当てはめて実速度60km/hのケースで計算してみたら49.09km/h以上63.82km/h以下がメーター表示の許容範囲だから実際の速度55km/hでメーター読みが60km/hなら問題ない。
メーター |
GPS |
---|---|
40km/h |
36km/h |
50km/h |
46km/h |
60km/h |
55km/h |
70km/h |
65km/h |
80km/h |
72km/h |
90km/h |
81km/h |
100km/h |
90km/h |
110km/h |
99km/h |